わたしどもは歯の治療だけをするのではなく、患者様のからだ全体をトータル的に見て治療を行っています!!

ホームへ

医院案内 診療案内 スタッフ Q&A

矯正歯科

      Dental Office

心療歯科のホームページへ メールマガジン購読申し込み 衛生士レポートへ 掲示板へ 特集へ

特集コーナー

医療に関するミニ知識 NO-5 NO-4 NO-3 NO-2 NO-1
全身の病気とお口の中の病気の深いかかわり




歯周病もアルツハイマー病の原因に! 真犯人「酪酸」が「脳」を侵食する?

厚生労働省の『平成26年度 国民医療費の概況/患者調査の概況』によると、「歯肉炎」や「歯周病」の患者数は331万5000人 (男性137万3000人、女性194万2000人)。歯周病の有病率は20代が約7割、30~50代が約8割、60代は約9割にのぼる。

 国民医療費40兆8071億円のうち、歯科診療の医療費は2兆900億円(7.1%)を占める。歯が20本以上ある人は72.8%だが、低所得の人ほど健診を受けないため、歯周病の有病率か高まる傾向がある(『厚生労働省 平成26年国民健康・栄養調査』より)。

 このようなデータは周知の事実だが、歯周病は、「狭心症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「糖尿病」「誤嚥性肺炎」「骨粗鬆症」などの誘因になり、健康を阻害する重大なリスクファクターになる事実が判明している(日本臨床歯周病学会より)。

 さらに近日、歯周病を放置すれば、約300種類もの歯周病の原因菌が産出する「酪酸」が、「アルツハイマー病」の発症リスクを高めるとする研究が、初めて発表された。

歯周病菌が産出する「酪酸」がアルツハイマー病の真犯人

 日本大学歯学部の落合邦康特任教授(口腔細菌学)らの研究チームは、歯周病とアルツハイマー病の関連性をラットによる実験によって確認し、5月12日に福岡市で開かれた日本歯周病学会で発表した(「毎日新聞」2017年5月27日)。歯周病とアルツハイマー病の関連性を調べた研究は少なくないが、動物の体中で検証した研究は国内初だ。

 アルツハイマー病の発症機序は完全には未解明だが、体内の酸化反応が組織や細胞に危害を与える「酸化ストレス仮説」が有力だ。

 研究チームは歯周病の原因菌(レッドコンプレックス)となるP.g.菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス)、T.f.菌(タネレラ・フォーサイセンシス)、T.d.菌(トレポネーマ・デンティコラ)などが生成する「酪酸」が歯周細胞内に取り込まれると、鉄分子(ヘム)、過酸化水素、遊離脂肪酸が過剰に産出されるため、酸化ストレスによって歯周細胞が破壊されることに注目した。

 さらに研究チームは、「酪酸」が動物の脳にどのような影響を与えるのかを調べるために、健康なラット3匹の歯肉に酪酸を注射。6時間後に、記憶を司る「海馬」、ホルモンの分泌に関わる「松果体」と「下垂体」、さまざまな高度な活動を司る「大脳」、運動機能を調整する「小脳」が受けた酸化ストレスを分析した。

 その結果、「酪酸」を注射したラットは通常のラットに比べ、鉄分子(ヘム)、過酸化水素、遊離脂肪酸の濃度が全ての部位で平均35~83%も上昇していた。

 特に「海馬」での上昇率が最も高く、ヘムは平均79%、過酸化水素は平均83%、遊離脂肪酸は平均81%、アポトーシス(細胞死)を誘導するタンパク質分解酵素のカスパーゼは平均87%も濃度が上昇。さらに、アルツハイマー病の患者の脳神経細胞内で物質輸送に関わるタンパク質の「タウ」の量が平均42%も増加していた。

 落合特任教授によれば、歯周病患者の歯周ポケットからは健常人の10~20倍もの酪酸が検出されることから、歯周病巣の酪酸が長期間にわたって脳内に取り込まれると、アルツハイマー病を引き起こす一因になるので、早めに治療をすべきだと指摘している。

HEALTH PRESS
http://healthpress.jp/2017/06/post-3034.html

特集へ戻ります

 




マイクロスコープと歯科用CT

今までの歯科治療は、解剖学的な知識と長年の経験などを生かした、いわゆる匠の世界でありました。歯科治療の成功は、知的に優れることが70%、手技的に優れることが30%といわれています。いかに手先が器用な先生でも、論文を読み研究をし、経験に裏打ちされたリサーチがしっかりなされていなければ成功しないのです。逆に、知的に優れていても器用でなければ、根管治療やインプラント治療は成功しません。

知的に優れるとは、最新の論文や治療法、薬剤や機材に精通することであります。その中で最も重要なのは、マイクロスコープや歯科用CTなどの最新機材に精通することであります。

人間は目で認識することができれば、どんなに細かい作業でもできます。医療の現場では当たり前のようにマイクロスコープが使われています。たとえば人工授精などはミクロの世界を、人間が手作業で行っています。 歯科治療でも肉眼では、治療の精度に限界があります。マイクロを使うことにより、卓越した解像力で、肉眼では見えない術野の細部まで鮮明に拡大描写します。そのため診療部位の見落としや取り残しがなくなり、生体への侵襲を最小限に抑えた精度の高い歯科診療が行えます。

CTに関しては、今まで見えなかった歯の内部や骨の内部まで、正確に見ることが出来るようになりました。そのことにより、神経や血管を損傷させたりする医療事故を未然に防ぐことができ、より安全で的確に治療を行うことが可能になりました。

たとえば、インプラント治療の場合、「神経との正確な位置関係」、「上顎洞までの正確な距離」、「骨幅や骨密度」など、さまざまな情報が得られ、インプラントの長さや直径を指定すれば埋入方向や深さなどをあらゆる角度から審査・診断し、シュミレーションすることが可能になりました。また、歯科用CTは当然デジタルですから、コンピュータを使って映像を解析しますので、従来のアナログエックス線の8~10分の一程度の被爆量で済みます。

銀座大幸歯科
http://www.daikoshika.jp/

特集へ戻ります

 




1.歯牙移植とは?

歯の移植手段である歯牙移植について、その特徴とメリット、治療に必要な条件をご紹介していきます。

1-1 自分の歯を植え換える

歯牙移植という治療は、歯を1本抜歯する必要が出来たときに、その抜けたところに自分の親知らずや埋没している歯(機能しないで骨の中に埋まっている歯のこと)を抜歯して移植する方法です。

抜歯と一口に言っても色々なケースがあるでしょう。重度の虫歯や歯周病、外傷による歯の破損、噛み合わせが歯に負担を与えている場合などが通常、考えられます。

歯の移植という聞きなれない方法ですが、移植する歯の根には「歯根膜」と呼ばれる歯の周囲にある組織も一緒に移植します。自分の歯や組織で治療が行われるため、インプラントや義歯と異なり、生体に対して優しく、条件が合えば非常に有効な方法と言われています。

現在では自分の歯を移植する「自家歯牙移植」と呼ばれる歯牙移植方法がメインとなっています。歯牙移植にも保険が適用される場合とされない場合がありますので、治療してもらう歯医者さんでしっかり確認しておきましょう。

1-2 歯牙移植のメリット

・入れ歯のような違和感がない
・自然な噛み合わせを取り戻せる
・異物反応が出ない
・普通の歯と同じように違和感なく使える
・治療の痛みがほとんどない

歯牙移植は人工的に作られるインプラントやブリッジにはない安定感があり、しかも自分の歯で行うので異物反応が起きないというメリットがあります。歯牙移植により約4ヶ月程度で自分の歯として使用することが可能になります。

歯牙移植は一般的に広く行われているインプラントと比べると成功率が劣りますが、若年者に対しては治療後に矯正することも可能なので、インプラントと比べると向いている治療でもあります。

治療自体は難易度が高いのですが、麻酔による治療が行われ痛みもほとんどないと言われています。それに、歯牙移植後の歯は噛み心地が優れています。その点もメリットが高い治療なのです。

1-3 歯牙移植の条件

この画期的な歯牙移植ですが、ある一定の条件が必要になってきます。それは先ほどのように事故で歯が抜けてしまったような場合や、従来の治療が思わしくなくて歯牙移植を行う場合でも、不必要な歯がないと出来ません。

事故の場合は抜けた歯を保存しておき、速やかに歯科医院に行きます。また移植する歯自体が歯周病でないことや、移植する歯の根があまり複雑でないこと、移植予定の歯のサイズが類似していること、治療を受ける方が比較的若い方であるなどが挙げられます(もちろん若くなくても、再植して治療出来るケースはあります)。

2.歯牙移植が必要な歯の状態

歯牙移植が必要になるのは、多くの場合虫歯が原因です。その他には、怪我・事故による外傷や、生まれつき歯が欠損しているケースも歯牙移植の対象となり得ます。

2-1 重度の虫歯

虫歯が歯根まで達していて、歯の大部分が溶けてなくなっているような場合、抜歯が必要です。そのような方は歯牙移植の対象となります。

2-2 外傷事故

怪我や事故などによって歯が抜けてしまった場合です。これは他から歯を持ってくるというより、抜けた歯を元に戻す「再植」という方法になります。

抜けた歯に「歯根膜」が残っていることが重要で、それがないと元に戻すことが出来ない場合もあります。また「歯根膜」の組織が残っていて、かつ損傷したり、汚染していないことが条件になります。

2-3 先天的欠損歯

先天的に歯が欠損している方で、例えば永久歯が少なくて歯に隙間が多い場合や、状態の悪い乳歯が残っている場合などが挙げられます。高齢者になればなるほど治療の成功率が下がると言われていますので、この場合は比較的若い年代の方におすすめ出来ます。

また欠損しつつも健康な歯が残っていることが必要なため、治療出来る条件が限られてきます。外科手術を伴うので高度な技術力が必要になってきます。しかし歯牙移植治療後には歯の矯正を行うことも可能なので、人工的に行うインプラントやブリッジよりメリットが高い場合もあります。

3.歯牙移植の具体的な治療方法

では、歯牙移植は具体的にどんな手順で治療を進めるのでしょうか?ここでは治療の流れをご紹介します。

3-1 口膣内の清掃

歯牙移植を行う前には、ブラシなどで歯に付着した細菌を除去します。歯牙移植の手術を行うためには、健康な口腔環境でなければいけないからです。

また、歯周病の場合は先に歯周病治療を行う必要があります。歯周病が進行してしまうと、抜いたところの骨が失われて治療が不可能な場合もあります。

3-2 ダメになった歯の抜歯

虫歯が深くなって抜歯が必要な場合や、歯が欠けてしまって残すことが難しい場合は抜歯します。このとき、抜歯する歯の形とこれから移植する歯の形が似ていることが重要です。あまりにも違う形の場合は移植出来ないこともあります。

3-3 移植する歯の抜歯

移植する歯を抜歯する場合、歯の幅が合わないと出来ません。抜いた歯を移植する場所の骨の幅が合えば移植は可能になりますが、大きすぎても小さすぎても出来ません。

そのため事前に必ず診断や検診を行ってからの抜歯となります。移植する歯は「歯根膜」と一緒に移植しますが、神経などは後で悪い動きをすることもあるので神経を取ってから移植する場合もあります。

3-4 噛み合わせ等を調整し、移植

噛み合わせに問題がないか、一旦調整してから移植します。噛み合わせを考えて歯の移植を行いますので、移植して一ヶ月程度すると骨が回復して歯の揺れがなくなります。

3-5 歯の固定

移植してしばらくは歯を固定して骨の回復を待ちます。骨が回復してくると安定し、歯の揺れやぐらつきもなくなります。また、歯の大きさが合わない場合でも後で被せ物などの治療を行い、審美的な面からも調整していくことが可能です(通常は被せ物を施すのが一般的です)。

4.歯牙移植に必要な費用や保険適用の有無

歯牙移植に必要な費用はどれくらいかかるのでしょうか? 実は移植する歯の種類によって、保険が適用されるかしないかが決まるのです。

4-1 親知らずを移植する場合のみ保険適用

歯牙移植に保険が適用される範囲は「親知らず」だけです。抜いたその日に移植しないといけません(それが条件となっています)。そのため歯が抜かれていない場合は保険が使えないこともあります。

ただしあくまで親知らずを抜いて移植することだけにかかる費用なので、その移植先の治療費用は含みません。

4-2 保険外の場合の費用

歯牙移植の費用が保険適用されないときは、インプラントほどではないにせよ、目安としては10,000円前後かかる場合もあります。保険適用外のときは、当然その後の被せ物なども保険外になりますので注意が必要です。

5.まとめ

自分の温存している歯を使って治療を行う歯牙治療ですが、最近は冷凍保存するという動きもあるようです。抜歯した後のお子さんの歯を積極的に残して将来に役立てようという考えのようです。

一方、万能なようで実は歯牙移植は術後の予後が難しいとも言われています。また長期の安定性に関しては、歯の神経を抜いてあることから虫歯や骨との癒着といった問題もあります。

しかし、歯牙移植はメリットが多いのも事実です。もしご自身にまだ温存する歯があれば、一度かかりつけの歯医者さんに相談してみると良いでしょう。

歯の教科書
http://haisha-yoyaku-blog.jp/tooth-transplant-35271

特集へ戻ります

 




歯周病は禁煙とクリーニングで

「親知らずが痛むのです。ほかの歯医者さんでは『大学病院でないと抜けない』と治療を断られたのですが、『先生なら抜いてくれるかも』と知人から聞いて」。初診で杉山歯科医院(千葉県八千代市)を訪ねたTさん(35)はつらそうにほおを押さえた。「すぐにでも抜歯をしてもらいたい」とTさんは希望したのだが…。

診察いすを起こした状態のTさんの傍らに座ったのは、歯科衛生士の若い女性だ。「つばを飲み込むと痛みます」「ほかの歯まで浮いている感じでグラグラしています」というTさんの訴えに、歯科衛生士は1つずつうなずきながら、カルテに記録していく。

20分程度の問診が終わり、エックス線を撮った後、杉山精一医師の診察が始まった。「親知らずは、奥歯で大きいので抜歯は確かに大変そうですが、それより今、気になるのは歯周病の方ですね。前歯のほうまで揺れてきていませんか?」。Tさんの歯の揺れは、親知らずの影響ではなく、歯周病によるものだと杉山医師は診断した。

Tさんはヘビースモーカーで1日にたばこを2箱吸っている。たばこは確実に歯周病の原因であり、歯科医師が診ると、歯や歯茎の変色などからたばこの弊害は一目で分かる。

「今、歯茎を切開して抜歯はできますが、歯周病の原因菌が口の中にたくさんいるので、抜歯後の腫れもひどいし、傷の治りも遅いです。それよりまず歯石を取り、歯科衛生士による歯のクリーニングをしばらく続け、できれば禁煙して口の状態を整えてから抜歯を考えても遅くないと思いますが」。

抜歯が来院の目的だったTさんにとって、禁煙や歯周病の治療を勧められたことは予想外だった。しかし、カウンセリングで歯科衛生士がTさんの訴えをじっくりと聞く時間を持ち「自分の話を聞いてくれる場」と感じたことで、Tさんは、抜歯より歯周病の治療を優先することを決め、2回目の診察では禁煙も考え始めた。

「歯周病は30代から用心が必要です。特にたばこを吸う方は進行が速いので禁煙をお勧めします。歯周病は早期に発見し、歯のクリーニングを続けることで治療が可能な病気です。口臭なども改善できます」と杉山医師は早期受診を勧める。

nikkansports.com BLOG
http://blog.nikkansports.com/life/health/archives/2006/10/post_412.html

特集へ戻ります

 




治療前後の手入れを怠ると… インプラント抜けるかも

炎症起きやすく 手術前に歯周病直す

失った歯を根っこから人工の歯で置き換えるインプラント(人工歯根)治療は、口元が自然でかみ応えもよいとあって普及が進んでいる。だが丁寧に手入れしないとインプラントの周囲に歯周病が起き、せっかく入れたインプラントを抜く羽目になる人も多いことがわかってきた。インプラントを守るにはどうすればよいのか。

歯のインプラント治療では、まず「歯槽骨」と呼ぶあごの骨に穴を開けて金属製のインプラントを埋め込み、その上にセラミックスなどの人工の歯を固定する。入れ歯より見た目が自然の歯に近く、食べ物をかむときに自分の歯に近い感覚が得られる。国の保険がきかない自由診療のため、患者の負担は1本当たり50万円程度と高額になるが、国内で約300万人が治療を受けてきた。

ただし治療前後の手入れを怠ると、インプラントの周囲に細菌が感染して炎症が起きる「インプラント周囲粘膜炎」になる。悪化すると歯槽骨が溶け、「インプラント周囲炎」に至る。

日本歯周病学会は昨年、インプラント治療を受けて3年以上たった267人の調査結果をまとめた。89人(33%)がインプラント周囲粘膜炎を、26人(9.7%)がインプラント周囲炎を起こしていた。

周囲炎がひどくなると、インプラントを抜くこともある。埼玉県に住む40歳代の女性は約10年前に日本大学松戸歯学部(千葉県松戸市)でインプラント治療を受けた。2~3カ月ごとに通院し手入れしていたが、治療した周囲からうみが出る状態になり、昨年インプラントを除去した。人工骨を移植し、義歯を装着して生活している。

歯周病がある人は30~60歳代の日本人の8割に上るとされ、4割強というのは少ないように見える。だが学会副理事長の日本大学松戸歯学部・小方頼昌教授は、「調査は治療後もきちんと歯磨きや通院を続けている人が対象」と指摘する。フォローアップのための通院をしない人は調査に入っておらず、実際の患者はさらに増えそうだ。

インプラントの周囲では、自然の歯より周囲炎や粘膜炎が悪化しやすいこともわかった。自然の歯では歯根と歯茎の間を「歯根膜」と呼ぶ強固な線維がつないでいるが、インプラントにはない。そのため「歯と歯茎の間に生じる歯周ポケットと呼ぶ溝がわずか数カ月で深くなり、周囲炎へつながりやすい」という。

大事なインプラントを守るのは、治療前後の手入れだ。インプラント治療の対象となるのは歯を失った人で、その最大の原因は歯周病だ。小方教授は「インプラントの前に、まず周辺の歯周病の治療が必要」と話す。歯周病の治療が不十分なままインプラントの施術をすると、周囲炎につながるからだ。

まずはしっかりと歯周病を治そう。歯槽骨まで溶けている場合は、手術で骨を増やす処置も必要だ。治療したうえでインプラントを埋めこむには2~3年かかり、腰を据えて治療に取り組む必要がある。中には高額な治療費を目当てに歯周病を治療せずインプラントを施術する歯科医もおり、注意が必要だ。

インプラントを入れた後は、歯磨きを徹底する。食事やおやつの後はもちろん、1日1回は30分かけてしっかり磨く。歯と歯の境目に歯ブラシを当てて縦に動かす「縦磨き」と、歯と歯茎の境界にブラシを当てて横に動かす「横磨き」を組み合わせる。

時間のある夕食後、お風呂の中やテレビを見ながら磨くといい。歯ブラシは歯肉を傷つけない柔らかめから普通の硬さで、毛先が細く歯周ポケットの中まで届きやすいものがお薦めだ。

さらに3カ月に1回程度は、歯科医へ通院して処置を受ける。大阪大学の前田芳信教授は「細菌などが歯と歯茎の間に作るバイオフィルムや歯こう(プラーク)は、普段の歯磨きでは取り切れない。通院して取るのが大事だ」と話す。

歯周病学会の調査が示したように、通院を続けていてもインプラント周囲炎などにかかるリスクは低くない。前田教授は「インプラントはそもそも定期的に管理するものです」と強調する。せっかく入れたインプラントだ。しっかりケアして長持ちさせたい。

日本経済新聞

特集へ戻ります

 




治療状況が見えるメガネ

患者さんが歯の治療状況を同時に見ることのできる装置(ゴーグル=眼鏡)を導入しました。

いままでは、患者さんは自分のムシ歯の穴やその中が医師によってどのように治療されているか、見ることができませんでした。しかしこの装置で、自分のムシ歯の状態や、医師が手術用の顕微鏡で拡大して治療している状態を同時に見ることができます。これを体験された患者さんからは「受けている治療がよくわかり、納得できる」といわれています。


患者さんの治療に対するご理解を深めていただくために導入したモニター装置。

詰め物を入れた歯が、痛まなくても、その下で恐ろしいムシ歯が進行していることがあります。患者さんは、まだ痛くないので気にもかけていません。しかしレントゲン写真でチェックしますと、大きなムシ歯が発見されることがあります。

そして詰め物を取り外すと大きなムシ歯になった象牙質が現れます。これを手術用の顕微鏡で5倍以上に拡大しますので、的確に治療ができます。 この顕微鏡の映像を患者さんもゴーグルで見ることができるのです。この装置で、治療に対し、より深くご理解いただけるようになりました。

ムシ歯診断器

レーザーによるムシ歯の早期発見

当院では、ムシ歯診断器「ダイアグノデントペン」を使い、必要以上に歯を削らない予防的な治療を行っています。

歯の削りすぎは、歯を生涯、健康に保つためには良くありません。アメリカでは、10年以上も前から歯の表面を覆っているエナメル質を削り過ぎから守ろうという運動を、歯科医師が提案しました。歯の削り過ぎ防止運動です。以前からムシ歯の予防を重視している当院もダイアグノデントペンを使用し、可能な限り歯を削らない治療を行っています。

ダイアグノデントペンを使って診断を行います。安全なレーザー光をしずく状の穴の中に照射し、その反射光を読みとることで内部の状況を把握します。

いままでの先のとがった針状の器具での診査ではしずく状の穴の中の診断はできません。

当院では歯の表面にできた小さな穴が ムシ歯かどうか正しく診断できる ダイアグノデントペンを使用しています。 歯にできた穴が、削る必要のあるムシ歯なのか、あるいは穴の下が大きくえぐられたムシ歯なのかは、いままでは歯を削らないとよくわかりませんでした。でもムシ歯診断器「ダイアグノデントペン」で削らず診断できるようになりました。

さいたま顕微鏡歯科室 西村歯科クリニック

特集へ戻ります

 




歯周病と関節リウマチ口

新潟大学大学院医歯学総合研究科 歯周診断・再建学分野
教 授 吉江弘正
新潟大学医歯学総合病院 歯科総合診療部
病院教授 小林哲夫

◆初めに歯周病について

歯周病は口の中にいる歯周病菌の感染により生ずる慢性炎症であり、国民の7~8割がかかっている、いわゆる国民病です。歯周病の原因は、歯と歯茎(歯肉)の境にいる細菌であり、約800種類の細菌の中から5種類前後の細菌がより歯周病を起こすことがわかっています。

それらは歯周病菌と呼ばれ、代表的なものがPg菌(ポルフィロモナス ジンジバーリス)です。はじめは歯肉のみの炎症(歯肉炎)ですが、進行すると歯を支える骨を溶かす歯周炎となり、最後には歯を失ってしまいます。わが国において、骨が溶けてしまう歯周炎患者だけでも、約3000万人いると推定されています。

歯を失うと、よくかめない、会話しづらい、栄養が十分にとれないなど、日常生活において不自由になることが多く起こります。さらに、近年歯周病がからだのいろいろな臓器に悪影響を及ぼすことが示されてきました。歯周病菌やその成分は血液中に入り込み、臓器に作用を及ぼします。また、細菌が、歯肉の細胞を刺激して放出されるサイトカインと呼ばれる物質も影響します。特に糖尿病、肥満、心筋梗塞、低体重児早産、骨粗しょう症、誤嚥(ごえん)性肺炎、関節リウマチと深くかかわっていることが国内外の多くの報告によりわかってきました。

ですから、歯周病は口の中の病気であると同時に、からだ全体に配慮しなければならない病気でもあります。ここでは、特に最近、国内外で話題となり、急速に解明されつつある歯周病と関節リウマチの関係について述べ、口腔ケア・歯周治療の重要性を解説します。

◆関節リウマチについて

関節リウマチとは、免疫異常により関節に腫れや痛みをともなう炎症が起こる病気です。日本における患者数は約100万人程度で、30~50歳代の女性に多く認められます。手指および肘、肩、膝の関節における滑膜と呼ばれるところの慢性炎症(慢性滑膜炎)であり、軟骨や骨が破壊され変形する病気です。症状としては、起床時における関節のこわばりや関節の痛み・腫れがあり、進行すると関節の変形や手足の運動が制限され、機能障害が起きます。原因は不明な点が多いのですが、発病にかかわるものとして免疫異常、特定の細菌・ウイルス、遺伝などが考えられます。

◆歯周病と関節リウマチには関連があるか?
アンサー:8割の報告で関連あり

関節リウマチ患者はより歯周病(歯周炎)にかかりやすく、特に口の中を不潔にしているリウマチ患者は、歯周病が重症化します。また、関節リウマチと歯周病の原因や病態には、共通している点が多々あります。特に、どちらの病気も同じ炎症性サイトカイン(TNF-α、IL・6)が深くかかわっています。さらに、この2つの病気のかかりやすさ(感受性)は、遺伝や生活習慣(喫煙、社会・経済状態)において共通しているものが多くみられます。


また現在、関節リウマチと歯周病には、双方向性の関係が示されています。双方向性とは、関節リウマチがあると歯周病がさらに進行する、逆に歯周病があると関節リウマチに影響するということです。関節リウマチがあると歯周病がさらに進行する理由としては、手指関節の障害による不十分な歯みがき(プラークコントロール)、リウマチ薬により感染しやすくなることなどが考えられます。また、歯周病があると関節リウマチがより進行する理由は、Pg菌のもつ酵素(シトルリン化変換酵素)により、リウマチに関連する自己抗体(シトルリン化タンパク)が増えるためと推定されています。

以上のように、現在までヒトの疫学データや動物・細胞を使用した研究論文43編中33論文、約8割において歯周病と関節リウマチには関連があると報告されています。

◆両疾患を併発している患者さんに、歯周治療を行うとリウマチが改善するか?
アンサー:リウマチ症状が改善、血液検査値も一部改善

次に、両疾患を併発している患者さんに、歯周治療・口腔ケアを行うことの意義について考えてみましょう.歯みがき指導(プラークコントロール)と歯石除去(スケーリングリレートプレーニング)を行うことが歯周治療の基本であります。これにより、口の中と歯と歯肉の境(歯周ポケット)にいる細菌が減少するわけです。歯周病菌、特にPg菌も減少あるいはほとんどいなくなり、それにつれPg菌に対する抗体も減少して、Pg感染がなくなります。

Pg菌が減少すると、前述のPg菌のもつ酵素が減少し、その結果として関節リウマチに関連する自己抗体も減少します。我々の報告でも、関節の腫れ、痛み(リウマチ活動度;DAS28)が少なくなりました。また、関節リウマチに関係する血液検査値(C反応性タンパク、赤血球沈降速度)も低くなり改善しました。両疾患を併発した患者さんに歯周治療を行った国内外の報告は、現在まで7論文あり、その6論文で、関節リウマチが改善したことが示されています。

◆歯周病・関節リウマチ患者さんに対する歯科医師・歯科衛生士の役割

歯周病と関節リウマチには密な関連があり、2つの病気をお互いに悪くする双方向性があること、そして、歯周治療を行うと関節リウマチが軽減することを述ぺてきました。両疾患が併発している患者さんに対して、リウマチ治療ばかりでなく歯周治療・口腔ケアを行うことの重要性がわかっていただけたと思います。

臨床現場において歯科医師が行うことは、1)リウマチ専門医と相談して、リウマチの状態や使用薬物等を把握すること、2)リウマチと歯周病の関係と通院の必要性を患者さんに説明し、両疾患の原因、リスク因子(病気をより進行させる要因)をできるかぎり排除すること、3)リウマチ症状により口腔清掃が不十分な場合は、電動・音波歯ブラシや洗口剤の使用を行うことが挙げられます。一方、歯科衛生士は、1)患者一人ひとりに合わせた、無理のない口腔衛生指導を行う、2)両疾患のリスク因子おもに生活習慣指導を本人および可能なら家族とも連絡を取って根気強く指導する、3)リウマチの特徴的な関節症状や心理状況(孤独感・疲労感)を配慮して精神的サポートを行うことが大切です。

歯科衛生だよりVOL.25

特集へ戻ります

 




歯科用マイクロスコープが歯の寿命を延ばす6つの理由と費用

歯の治療をしても腫れや痛みが繰り返し、いつまでも治らずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。歯科の治療は経験や勘で治療することも多く、原因が特定されないまま治療が行われ続けることもあるのです。

しかし、実は肉眼では見えない部分まで確認し、治療を行うことができる歯科用マイクロスコープというものがあるのです。マイクロスコープは20倍もの拡大をし、虫歯は歯の根の中を確認しながら治療ができるのです。すごいですよね。

今回は歯科用マイクロスコープが歯の寿命を延ばす6つの理由をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

1.歯科用マイクロスコープとは

歯科用マイクロスコープは眼科や脳神経外科などの手術で使われていた手術用顕微鏡を歯科用にしたものです。医科の手術では血管や神経など肉眼では見えない手術を顕微鏡を使って行います。実は歯の治療も肉眼では見えない歯の神経や虫歯の治療が多いのです。

そこで歯科用マイクロスコープを使って超精密に治療を行うようになってきました。歯科でのマイクロスコープの普及率はまだ5%もありません。一般的な治療法とは言えませんが、根管治療専門医や精密な自費治療を行っている歯医者では導入が進んでいます。

歯科用マイクロスコープは肉眼の20倍まで拡大し、治療することができ、光が深いところまで届くため通常のとは次元の違う治療を行うことができます。手のしわ一本一本まで確認することができます。

2.歯科用マイクロスコープが歯の寿命を延ばす6つの理由

2-1.歯科医の勘や経験ではなく見て治療をする

今までの歯の治療は直接見ることができない部分もあるため、歯科医の勘や経験で治療を行っている部分もあります。しかし、歯の形は複雑で決して勘で治療できるものではありません。歯科用マイクロスコープは今まで肉眼では見ることができなかった部分まで、確認しながら治療ができるために治療の成功率が上がり、歯の寿命を延ばすことができます。

2-2.治らない原因をはっきりさせることができる

治療を何度、繰り返しても繰り返しても腫れや痛みが治まらない経験をされた方も多いのではないでしょうか。歯の中に感染している部分が残されている可能性があります。マイクロスコープで歯の隅々まで確認し、原因を取り除くことができれば治る可能性があります。

2-3.余分な歯を削らずに済む

マイクロスコープで治療を行うと歯を削らなくてはいけない部分と、削ってはいけない部分を正確に確認することができます。そのため通常使われる器具より1/3-1/10のものを使うために、歯を削りすぎず、歯の寿命を延ばすことができます。

2-4.外科処置後の腫れや痛みを軽減できる

マイクロスコープを使うことで外科処置後の腫れや痛みを軽減でき、早く傷口を改善することができます。マイクロスコープを使うことによって傷口を小さくでき、傷口を縫う糸も細い糸で行うことができます。歯茎を縫う糸は細ければ細いほど傷の治りが早くなります。マイクロスコープを使えば、髪の毛よりも細い糸で歯茎を縫うことができ、細菌がつきにくく痛みや腫れが少なく、傷も早く治ります。

2-5.高精度な治療ができる

マイクロスコープは肉眼の20倍もの拡大率で治療ができます。そのため被せ物などの精度も高められます。被せ物の際に歯を削る時や被せる時、接着する時などより高度な治療を行うことができ歯の寿命を延ばすことができます。

2-6.治療前治療後を写真などで確認できる

マイクロスコープには写真やビデオが付いていることが多く歯の治療前、治療後を確認することができます。現在どのような状態で治療をし、治療後どのような状態になったのかをその場ですぐに写真などで確認することができます。そのため自分の歯の状態がわかり、今後どのようにすれば歯の寿命を延ばすことができるのかアドバイスをもらうことができます。

3.歯科用マイクロスコープを使う治療法

3-1.歯の根の治療の根管治療

歯の根の治療である根管治療は通常の治療では見て行うことはできません。マイクロスコープを使うことによって歯の根の先端まで確認でき、複雑な形態の歯の根の中の汚れを取り除くことができます。詳しくは「根管治療の専門医が行っている最新治療法と一般歯科との治療の違い」を参考にしてください。

3-2.できるだけ削らない虫歯治療

歯の神経が残っている場合はできるだけ削らず、歯の神経を残すことを心がけます。マイクロスコープを使うことによってできるだけ小さな器具を使い、歯の健全な部分を残し、歯にダメージを与えないように治療をすることができます。詳しくは「虫歯治療!浅い虫歯から深い虫歯の治療法と最新歯科治療」を参考にしてください。

3-3.歯石の取り残しを防ぐ歯周病治療

歯周病治療では感染源である歯石の取り残しがないように、歯の表面を綺麗にします。そのためマイクロスコープを使い、歯の表面を確認しながら治療を行います。また、溶けてしまった骨を再生させる手術もマイクロスコープで超精密な治療により歯茎や骨を再生させます。詳しくは「歯周病専門医が行っている最新治療法と一般歯科との治療の違い」を参考にしてください。

3-4.審美性の高いインプラント治療

前歯のインプラント治療を行う場合にはインプラント周囲の歯茎の状態を改善させる必要があります。マイクロスコープで行うことによってインプラント周囲の歯茎を精密に改善させ、インプラントとは気づかれないように綺麗に治療を行います。詳しくは「インプラント治療で残っている前歯を削らない!ブリッジより優れている5つのこと」を参考にしてください。

3-5.高精度なセラミック治療

精度や審美性の高いセラミック治療を行うには、歯と歯茎の境目を超精密に削り、セラミックを被せる必要があります。そのためマイクロスコープで歯茎を傷つけないように、また段差ができないように歯を調整する必要があります。詳しくは「前歯をオールセラミッククラウンにしたほうがいい7つの理由/費用と期間」を参考にしてください。

4.マイクロスコープ治療のデメリット

4-1.自費診療で行われることが多い

マイクロスコープで行われる治療は高度なテクニックが必要で、特別な研修を受ける必要があります。また、一回の治療時間も長くなり保険診療では採算が合わなくなります。そのため多くの場合保険外診療となります。

4-2.時間がかかる

マイクロスコープで治療を行う場合は細かい器具で精密に行うため一つの治療で多くの時間がかかってしまいます。そのため30分-1、5時間のアポイントを取り、治療を行います。マイクロスコープを使っている歯医者ではアポイントをしっかり組んでいることが多いために、遅刻やキャンセルはしないようにしてください。

5.マイクロスコープ治療の費用

保険外診療で5万円-30万円程度です。

根管治療を例に挙げるとアメリカで30万円、スペイン、イタリアで15万円、フィリピンで5万円です。日本では保険診療で行う根管治療は数千円という安さです。そのためマイクロスコープで時間をかけて治療を行うと赤字となりクリニック運営はできなくなります。

日本では歯が無くなってからのインプラントには30万円かけても、歯を残すための治療や予防には保険診療で数千円という治療を行っているのです。

6.おかざき歯科クリニックのマイクロスコープ治療

おかざき歯科クリニックでは多くの治療でマイクロスコープを使っております。虫歯治療や根管治療、外科処置などでも使います。費用は現在のところ保険診療で行っており、どうしても必要な材料を使わせていただかないと治療が困難な場合のみ、自費診療で請求させていただいております。

まとめ

今後、マイクロスコープの普及は歯の寿命を飛躍的に向上させる治療法です。しかし、マイクロスコープの治療は保険外診療になることが多いため、全ての方が受けられる治療ではありません。自分の歯を将来まで大切にしていきたいと考えている方はかかりつけの歯医者で相談してみてはいかがでしょうか。

歯科医が教える歯のブログ
http://hanoblog.com/microscope-dental-10938

特集へ戻ります

 




糖尿病・脂肪肝と歯周病について

肝臓を壊す病気と聞いたらC型肝炎ウイルスやB型肝炎ウイルス、アルコールを思い浮かべるのではないでしょうか?しかし、ここ最近、C型肝炎ウイルスやB型肝炎ウイルス、アルコール以外にも肝臓を壊し、肝硬変や肝臓がんを引き起こす怖い病気が注目を集めています。

その病気はお酒を飲まない人の脂肪肝が原因で起こります。良く健康診断で、「脂肪肝」「肝臓が悪い」と指摘されていませんか?それがこの病気を早期発見するキーワードです。現在、日本人の4人に1人は脂肪肝であると言われており、日本人の大多数が脂肪肝をきたしています。

昔はお酒を飲まない人の脂肪肝は放置しても良いとされていました。しかしながら、お酒を飲まない人の脂肪肝の中でも10%は肝臓が炎症を起こし、肝臓が硬くなる肝硬変、肝臓がんを引き起こすことがわかってきました。

その病気は、「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:ナッシュ)」と呼ばれています。脂肪肝からNASH(ナッシュ)を引き起こす原因には、肥満や糖尿病、腸内細菌など様々な原因があります。そのためNASH(ナッシュ)の治療の基本は食事制限や運動による減量や薬物療法となります。

しかしながら、これらの治療でも改善がない例は他の原因も考えなければなりませんでした。その結果、NASH(ナッシュ)を引き起こす意外な原因のひとつが「歯周病」であることがわかりました。歯周病は、5~6種類の歯周病菌が歯周ポケットという歯と歯茎のすき間に入り歯茎を炎症させる。進行すると歯茎に腫れや出血が生じ、歯を支えている骨が溶けていく感染症で実は、NASHと歯周病菌は深く関与しています。

われわれは、歯周病菌の中でも、ギンギバリス菌という悪玉の歯周病菌に着目し、世界に先駆けてNASH(ナッシュ)と歯周病の関連について研究を開始し歯周病のあるNASH(ナッシュ)患者が歯周病を治療すると、NASH(ナッシュ)が改善すること報告しました。

そのため、NASH(ナッシュ)にとって歯周病治療はとても重要であることがわかりました。この市民公開講座をきっかけに、今の日本で大多数を占めている脂肪肝の中に、悪性脂肪肝「(NASH:ナッシュ)」が存在すること、その予防に歯周病治療が重要であることを知っていただければと思います。今現在、自分がNASHではないか?と思っている方がいるかもしれません。

結束 貴臣 先生
横浜市大学医学部
肝胆臓消化器病学 助教

特集へ戻ります

 


医療に関するミニ知識 NO-5 NO-4 NO-3 NO-2 NO-1
全身の病気とお口の中の病気の深いかかわり


 

心ある歯科医は吠える(院長ページ) 院内活動 院外活動


 

ご案内地図&診療予定カレンダーご案内地図診療予定カレンダー
メール待ってまーす!
ご連絡は:フォームメールE-Mail!メール待ってまーす!
 電話(0463)-21-0792  FAX(0463)-23-7300

 

 ホーム 医院案内 診療案内 スタッフ Q&A 矯正歯科 
 心療歯科 メルマガ 衛生士レポート 掲示板 特集