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歯にまつわる言葉

歯は「口の中に米を止めてかむ」と書きますが、元の字は「齒」。漢和辞典によりますと「歯の状態・作用などを表す文字を集めた」とあります。字面(じづら)からも想像できるように、もともとは象形文字です。

紀元前14世紀から12世紀に中国で考案された甲骨文(コウコツブン/亀の甲や獣の骨に刻まれた文字)の中に、四角い口の中に4個ないし2個の歯が並んだ形で表明されています。現在のような「口」の上に「止」が付いたのは、篆書(テンショ)が発明されてからで、歯を「シ」と発音したため音符の「止」が付けられました。

「止」には、「並ぶ」という意味もあります。人は齢(よわい)を重ねると「歯・目・耳」の順に弱ると言われます。いずれが欠けても困りますが、まず歯から駄目になるというのは、それだけ酷使している証拠でもあるわけです。

「(アクセク/こせこせ)」と働いたにもかかわらず「齟齬(そご/計画が狂う)」をきたし「切歯扼腕(セッシヤクワン/歯を食いしばり腕を握りしめて悔しがる)」するのが人生かもしれません。

とにかく、日本語には歯にまつわる言葉が多いようです。

・歯牙にかけない・・問題にしない
・歯が浮く・・・・・軽薄な言動に接して不愉快になる
・歯が立たない・・・対抗できない かなわない
・歯の根が合わない・寒さや恐れのため震える様
・歯に衣を着せない・思っている通りを言う
・歯を食いしばる・・苦痛や無念さなどをこらえる様
・歯の抜けたよう・・ところどころ抜けてふぞろいの様さびしい様
・歯切れ・・・・・・物事の行き過ぎを食い止める方法や手段
・歯がゆい・・・・・思うようにならないで苛立つこと、もどかしい

参考資料:「人生は歯で決まる」(株)日本地域社会研究所

 

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