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モーゼの十戒では……

エジプトと同じように、早くから文明が開けていたバビロニアは、ユーフラテス河の下流のペルシア湾にそそぐ一帯の平原地方で、土地は豊穣で穀物は実り、アジアのエジプトと呼ばれた。

紀元前2100年頃は、世界最古の法典を制定したハンムラビ王によって統治されていた。その法典の中には医師の権利と義務が書かれているほど医学の知識が進んでいた。

しかし、歯列と歯肉、歯槽という意味のアッカド語(楔形文字)は使われているが、歯刷子や歯石を除去する意味の言葉は見あたらないという。

また、ヘブライ王国(Hebrai)は、モーゼ(Moses)に率いられたヘブライ人が、エジプトを脱出して、パレスチナ(Palestina)に建設した王国で、自ら はイスラエル(Israel)と呼んだ。

この独立の基を開いたモーゼは「モーゼの十戒」で知られたタルムド(ユダヤの法律)をつくった。その中に衛生を守る項があり、ゲゼムという歯木で歯や歯間部の汚物を清掃することが書かれ、歯石除去について説明している。

これは恐らく歯石除去についての初めての記述ではないだろうか。

また、古代インドの医学害スシュルタ本典(Susruta Samhita)には、歯石は歯根を害さないように注意して除 去しなければならないとある。

そのためには歯木がよいと紀元前500年頃にすでに記述している。

参考:歯科の歴史おもしろ読本 長谷川 正康 著

 

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