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音楽雑記帳 その5

モーツアルト・オペラ「コシ・ファン・トッテ」(女とはこんなもの)
モーツアルトの有名なオペラといえば、「後宮よりの逃走」「フィガロの結婚」「魔笛」「ドン、ジョバンニ」とそして今から話す、この「コシ・ファン・トッテ」である。このオペラは、1789年8月にフィガロの結婚が、ウイーンで再演され、好評だったため、皇帝ヨーゼフ二世が再びモーツアルトとロレンツオ・ダ・ポンテに新しいオペラを注文したのが、この作品であると言われている。ダ・ポンテは当時のウイーン社交界に実際にあった事件にヒントをえたといわれている。その事件とは、皮肉な哲学者風の老人と二人の若き士官との女の心にまつわる賭で、つまり、二人の士官が、貞節だと断言するそれぞれのフィアンセの娘を24時間以内にしかもお互いに変装し、組を変えて攻め落とし、自分のものにできるかという賭けである。結局、その老人の勝ちとなり、フィアンセの姉妹は自分の相手とは違う士官にくどかれ、心をうばわれてしまうという、女の浮気心をおもしろおかしくつづった、軽妙なオペラである。婚約した姉妹が、1日の間に、違う相手の若き士官に心をうばわれ、結婚を承諾してしまうという女の浮気心を、オペラファンは、「コシ・ファン・トッテ」をもじって、「腰巻取って」と呼ぶそうだ。私もこのオペラが好きで何回となく、ウイーンでも、日本でも見たが日本の女の人はまさかこのような浮気心などないことを願うばかりである。オペラというとすぐ、かたぐるしいとか、難しいとか、言われてしまうが、題材は、男と女の恋愛や、嫉妬、等が多く、台本を知るととっても軽妙で楽しく、舞台のみごとさは筆舌に尽くしがたいのである。今秋、ウイーン国立歌劇場の一行が、音楽監督である、クラウディオ・アバドと一緒に来日し、公演する。
たしか、モーツアルトの「魔笛」もプログラムに入っていると思うので、先生方もぜひ一度、オペラをごらんになったらいかがでしょうか。奥様と一緒に!!

平成元年

坂本 貴史

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