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ヨーロッパ正月の旅

12月30日JAL441便パリ行きのシートにおさまったのは私一人ではなく、本会のW君とF君、そして後輩のT君であるはずだったが、F君は都合で行けなくなり3人の旅となった。往復直行便と聞いていたのだが、往路はモスクワ経由であった。シェレメチェボ空港で1時間30分程給油の為時間を費やした。パリのシャルルドゴール空港に着いたのは、1時間遅れの午後8時頃であった。さっそくパリのホテルに到着、W君は風邪ぎみで行かなかったが、T君と一緒に夜のパリへ出かけショーを見てホテルには午前2時半を過ぎて帰ったと思う。翌朝3人一緒にパリ市内を見学し、まずチュルリー公園へ地下鉄で行き、公園内のオランジュリー美術館へ入った。オランジュリーは、私は何回もパリへ行ったがはじめてなので、胸が高まり、期待していた。モネの睡蓮の室へ入ったとたん、その素晴らしさにしばし感激し、30分程度その室に居たと思う。次にオルセー美術館に足をのばしたがこのオルセーは元駅舎だった。しかし宮殿のような建物でとても駅舎だったとは思えない。本展示は混雑しているため、別室のセザンヌ展を見てまわり、次にルーブル美術館へ行き久しぶりに、あのサモトラケのニケ像、ミロのビーナス像、モナリザ、ドラクロワ、ベラスケス、ルーベンス等を見てまわった。午後からは、フォーブルサントノレ通、マドレーヌ寺院付近、あたりをブラブラして買物をした。その夜は、今旅行のハイライト、ブローニュの森の中にある、二つ星のレストラン「プレ、カトラン」でのニューイヤーズイブパーティーであった。そのレストランは、筆舌に尽くしがたい程、すばらしいお城、いや宮殿のようなレストランであり、オードブルからデザートと進んでいる時、W君の席のうしろにピストルを持った男が入ってきた。当然パーティーのアトラクションと思っていたらピストルの発射音をはじめに2発続いて3〜4発あった。まだアトラクションと思っていたが、モーニング姿のギャルソンが10人程度出口へとんで行ったので、これは事件だと思い、こわごわ玄関付近へ見に行ったら、ピストルで撃たれたボーイが横たわり、ポリスが何人もきていた。しかし、パーティーはは何事もなかったように続き、1989年の新しい年を祝うしかけ花火がブローニィの森を照らしだした。全く日本では考えられない事件に亜然としてホテルに帰ったのであった。翌日はセーヌの舟下り「バトームーシュ」を楽しみ冬のセーヌの情緒を味わった。舟を降り、サクレクール寺院、いわゆるモンマルトルの丘へ上がり、画家の広場で、1時間ばかり見てまわり、ずいぶん値切って1枚の油絵を妻の為に買い求めた。夜はまたショーを見てホテルへ帰り、翌日ウイーンへ向かった。ウイーンへ到着した時から心が落ち着き、やはり私はウイーンが心の底から好きだなと思ったものでした。今回もウイーン国立オペラでプッチーニ作曲の「マノンレスコー」を見るチャンスを得て3人で見に行った。何回もオペラへ行ったが正面のバルコニー席ははじめてであった。何か王侯貴族になった様な雰囲気である。胸が高なる夜で、その日はなかなか寝つかれなかった。続編は乞御期待!!

1989年1月5日 ウイーンにて

坂本 貴史

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